ネットワーク・ビジネスとは何かPart4
お金を「稼ぐ」とはどういうことか
前回の記事では「稼ぐ道」のレベル2の段階の話をした。
今回の記事ではレベル3の段階に移る。
レベル3・・・お金・資産を活用して稼ぐ人
3番目は、お金というものを活用して、つまり自分の持っている資産を活用して稼ぐ人々である。
職業といっていいのかわからないが、資産家のことである。利子、利息、家賃収入、株式の配当、株式のキャピタルゲインなど、自分のお金を回して、お金を稼ぐ人たちである。
アメリカだったら、エンジェルといわれる人々、つまりベンチャー企業に投資して利益を得るベンチャーキャピタリストなどもこれに当たる。それはおそらく人口の3%ぐらいの人だろう。
レベル1からレベル3に行くにつれて、自分の時間をその仕事に費やすということはほとんどなくなっていく。
では、誰が一番金持ちか?当然レベル3の人々である。
このように、労働力(労働量)と収入は、比例しないのである。ずっとレベル1だけをやることによって、10年、20年、30年たって、やっとレベル2の入り口が見えてきたかな、というところで、普通の人間は一生が終わってしまう。一生という時間が限られているからだ。
当然、レベル1よりレベル2、レベル2よりレベル3の方が、お金を稼ぐには効率がいい。
では、一生をかけないで、もっと早くレベル2の段階に行けばいいじゃないか、となる。しかし、当たり前のことだが、誰もが簡単にレベル2に行くことはできない。
なぜ行けないのかというと、レベル1からレベル2に登る道には、「大きな壁」が存在しているからだ。
どういう壁か、それは、資金か時間かという壁である。
お金か時間か のどちらかである。
ネットワーク・ビジネスとは何かPart3
お金を「稼ぐ」とはどういうことか
前回の記事では「稼ぐ道」のレベル1の段階の話をした。
今回の記事ではレベル2の段階に移る。
レベル2・・・組織を活用して稼ぐ人
2番目は、組織を使って稼ぐ、組織を活用して稼ぐ人々である。
チームというものを持っている人に許された稼ぎ方だ。チームというと規模が小さく思えるかもしれないが、典型的な職業は、いわゆる経営者、社長業である。
自分の作った会社という組織で稼ぐ。当然その下には、営業マンとかセールスマン、つまり、レベル1で述べた「自分の時間で稼いでいる人」が下にはいる。その人たちの時間も、自分の収入を稼ぐ道に自由に活用できる。
ここでは、自分の限られた時間だけではなく他人の時間も使えるということが、レベル1の人たちとの大きな違いである。
しかも、他人=一人とは限らないから、10人、100人、1000人・・・と、チーム=組織の規模によって、「稼ぎ」も変化する。
サラリーマンでも管理職がこの部類に入る。管理職は当然、チームを使って稼ぐわけだから、チームの成績が、自分の成績になる。
他人の時間を自分の時間に帰ることができる稼ぎ方が、レベル2である。
大まかに分けると、レベル1が職を持っている全人口の約85〜90%をしめるのではないだろうか。
レベル2が約10%、1割というところだろう。
ネットビジネスというものは、すぐにこのレベル2の1割の人間になることができるビジネスである。
次回は最後のレベル3の段階について書いて行く。
ネットワーク・ビジネスとは何かPart2
お金を「稼ぐ」とは、どういうことか
話をわかりやすくするために、これから述べる3種類の「稼ぐ道」をここでは、レベル1→レベル2→レベル3としておこう。
今回は、レベル1の「稼ぎ方」について書いて行く。
レベル1・・・自分の時間だけを使って稼ぐ人
これは、自分の働いた時間だけが自分の収入になる人だ。典型的なのはサラリーマンだろう。それも平のサラリーマンが、この部類に入る。平社員のサラリーマンやOLと呼ばれる人々である。もちろん、部下は持っていない。
このほか、アルバイトやフリーター、歩合のセールスマン、そして部下を持っていない人やチームというものを持っていない平の全ての人間が、このレベル1に属することになっている。
それが時間給、固定給であろうが、歩合給であろうが同じである。自ずとそこには稼ぐことのできる限界値というものが来る。
人間一人、つまり1馬力であるから、基本給だったら、年間500〜600万円というところだろう。歩合のセールスマンでも、年収1000万円くらいで頭打ちがくる。自分の働いた分しか収入にならないのだから、当然である。
これがレベル1の 自分の時間だけを使って稼ぐということだ。
次回はレベル2の組織を活用して稼ぐ人についての記事を書く。
ネットワーク・ビジネスとは何かPart1
お金を「稼ぐ」とは、どういうことか
3つのやり方ーここにネットビジネスの本質がある
この業界で仕事をしている人からすれば、こんなわかりきった話から始まるのか、と思われるかもしれない。
実は、別にみなさんを試すつもりはないのだが、今回私は、あえてこの話から入ろうと決めていた。
他の方の批判をするつもりは全くないのだが、とかく「ネットワーク・ビジネスとは何かという話が始まると、延々と悪徳・詐欺商法との違いが述べられていたり、友人・知人と一緒に誰でも簡単にできる仕事だーなどと言った内容が多すぎるのではないだろうか。
念のために触れておけば、日本シャクリーや、シャルレといった上場企業の成功例をわざわざひくまでもなく、今やネットワーク・ビジネスが悪徳だと解放だとか言われる時代ではない。
そして、誰でも簡単に「始められる」ビジネスではあるが、他のビジネス同様、「成功する」ためには、努力とノウハウが必要であることが明らかになってきたのも今の時代である。
みなさんはどうお考えか知らないが、ネットワーク・ビジネスとは、ビジネスという名がつく以上、お金を稼ぐ一つの方法である。
それは、、世界一に富豪と言われるビル・ゲイツがマイクロソフトなどの企業群を経営して、「お金を稼いでいる」のと同様に、そして田舎の寒村の街角でタバコ屋のおばちゃんんが「お金を稼いでいる」のと同様に、我々に、「稼ぐ手段=ビジネスチャンス」を提供してくれるものである。
問題は、ここからである。
ネットワーク・ビジネスに関わる以上、次に述べるごく基本的な事実、そして絶対的な事実を認識しないで、あるいはどこか曖昧にしたままで、この仕事に取り組まないでいただきたい。
ネットワーク・ビジネスで組織づくりがぅまくいかないひとは、ここがわかっていないから、ビジネスの「ここ一番」という重要な場面で、決意が動く、意思が弱まる、そして挫折する。
お金を稼ぐには、3つのやり方がある。
逆に言えば、この3つの稼ぎ方しかない。私は、この「3つの稼ぎ方」という大前提の上に立てば、ネットワーク・ビジネスの本質に迫るヒントを見ることができる、と思っている。
長くなるのでその話は次回にしたいと思う。